バレエメイクにおいて華やかさの決め手となるつけまつげ。私も舞台本番の時は、つけまつげをつけると一気にスイッチが入り、気持ちが舞台本番モードに切り替わります。ダンサーの精神をも作用するつけまつげ。できることなら、失敗なくスムーズに、毎回バッチリキメたいですよね。
でも、アイラインまではうまくできたのに、仕上げのつけまつげをつけるのに手こずり、結局アイラインが剥がれてしまった!とか、踊っている最中につけまつげが取れてしまい、つけまつげがプカプカ浮いたまま踊った・・・なんて経験、ありませんか?
つけまつげをバッチリ上手につけるのには実は幾つかのポイントがあるのです!この記事では、つけまつげをつける前の下準備、つけまつげをつける位置(二重まぶたと一重・奥二重のそれぞれについて)、さらに、つけまつげの選び方についてもご説明します。
つけまつげの下準備
つけまつげを付ける前に、以下の簡単な下準備を行うことをオススメします。下準備をしておけば、つけまつげが妙に不自然にみえたり、プカプカ浮いたりすることがなくなりますよ!
①つけまつげを目に当て、長さを確かめます。長すぎる場合はハサミでカットしましょう。必ず目頭側(毛が短くなっている側)を切ること。
②つけまつげの両端を持って、数回曲げのばしします。こうしてつけまつげを柔らかくして、目に馴染みやすくするのです。
③つけまつげの根元に専用の接着剤を塗ります。端から端まで丁寧に。
下準備はこれで終わり!簡単ですね(*^^*)
つけまつげを付ける位置
つけまつげをつける位置は、アイライナーの上の部分です。二重まぶたの方は二重の幅の少し下、一重・奥二重まぶたの方は、まぶたの真ん中あたりにつけましょう。
ふし目にした上達で、つけまつげを目頭から貼ります。ノリが乾かないうちに、まぶたの形に合わせて、目頭〜中央〜目尻までしっかりと貼りつけます。
最後に、シルバーのカラーパウダーをアイシャドウブラシに取り、まぶたの一番膨らんでいる部分に丸い円を描くように置きます。凹凸ができて、より立体感のある華やかな目元になりますよ!
つけまつげの選び方
ここでは、ダンス用品専門メーカーのチャコットのつけまつげのラインナップをご紹介します。最近は、ドラッグストアや100円ショップにも様々なタイプのつけまつげが販売されていますので、ぜひこちらの記事を参考にご購入ください。
★華やかでゴージャスな目元
チャコット アイラッシュA
【チャコット公式(chacott)】アイラッシュ A |
こちらは、目もとを華やかに見せる長さNo.1のロングタイプ。カーブがしなやかでどんな目元にもあわせやすいタイプです。
(バレエ、モダン、ジャズ、フラメンコなど)
*アイラッシュフィックス(つけまつげ専用接着剤)付き。
★自然で優雅な目元
チャコット アイラッシュB
【チャコット公式(chacott)】アイラッシュ B |
黒と茶の毛束が肌に馴染み自然な仕上がりです。
軽くてしなやかなタイプなので付けやすく、ダンス用アイラッシュ初心者、または目元を華やかでありつつ自然に見せたい方におすすめ。
チャコットアイラッシュE
【チャコット公式(chacott)】アイラッシュ E |
適度な長さとボリュームで上品な仕上がりになります。
(バレエ、モダン、ジャズ、コンテンポラリーなど)
*アイラッシュフィックス(つけまつげ専用接着剤)付き。
★パッチリと可愛らしい目元
アイラッシュC
【チャコット公式(chacott)】アイラッシュ C |
長さの違う毛束が目元にアクセントをつけ、パッチリと可愛らしい印象になります。可愛らしい雰囲気の役にぴったりですね!
(バレエ、ジャズ、モダンなど)
*アイラッシュフィックス(つけまつげ専用接着剤)付き。
★子ども向けのナチュラルな目元
子どもには、毛束の間にすきまがあるナチュラルなタイプがおすすめです。
【チャコット公式(chacott)】アイラッシュ D |
ゴージャスなつけまつげは、目を使って表情豊かに踊ることができるようになってからがいいですね。小さい子どもにつけまつげをしても、気になって逆に踊れなくなってしまいますし、なにより、小さい内から表現をお化粧に頼ってしまうことは、バレエの表現の上達においてはむしろマイナスですね。それに、目のまわりの柔らかいお肌に余計な負担をかけてしまうことにもなります。
ですから、つけまつげをつけるのは、小学校高学年くらいからが良いでしょう。
★切れ長で上品な目元
チャコットアイラッシュP
【チャコット公式(chacott)】ポイントアイラッシュ |
つけまつげは付けたいけれどできるだけ自然に見せたい方や、目元のアクセントとして普段使いにも良いですね。
(モダン、コンテンポラリー、普段使い)
これで、つけまつげをつける前の下準備、つけまつげをつける位置、つけまつげの選び方はバッチリでしょうか?つけまつげは目元を華やかにしてくれますが、無理やり付けたのではやはり品のない印象に見えてしまいますね。
以上のことに気をつけて、より一層美しく洗練されたバレエメイクを楽しみたいですね。
*なお、この記事は、クララ・クロワゼ編 舞台メイクパーフェクト・レッスンを参考にしておりますので、より詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
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