秋といえば、「実りの秋」「食欲の秋」・・・そして、「芸術の秋」ですね!2017年秋シーズンも、おすすめバレエ公演が満載です!ここでは、2017年秋シーズン(9〜11月)に東京で開催されるおすすめバレエ公演についてご紹介します。作品情報や、各バレエ団の特徴についても合わせてご紹介しています。ぜひチェックして、ご家族やお友達とお出かけください。
東京で開催されるおすすめバレエ公演2017 〜9月
演目 :『アルルの女』『小さな死』『春の祭典』
日程 :
9月8日(金)14:00開演
9月9日(土)19:00開演
9月10日(日)19:00開演
会場 : 東京文化会館
東京バレエ団 :
東京を本拠地とするバレエ団。所属ダンサーの水準が高く、ロマンティック・バレエから現代作品までを踊りこなす。海外公演の回数が多く、欧米でもっとも有名な日本のバレエ団である。ベジャール、ノイマイヤー、キリアンなど世界的な振付家が同団のために作品を創作しているのが大きな特徴。レパートリーには名作が多く、たとえばベジャールの『ボレロ』『春の祭典』、アシュトンの『真夏の夜の夢』、クランコの『オネーギン』、マカロワ版『ラ・バヤデール』を上演している。春の祭典 : ストラヴィンスキー作曲/ニジンスキー振付の『春の祭典』は、1913年5月29日に初演された。太古の昔、太陽神に捧げられる生贄の処女を描いたバレエは、不規則にうねるリズム、内股でぎくしゃくとした異様な動きで進行し、従来の常識とあまりに掛け離れた内容に劇場は混乱し、「地震のように揺れた」という。前衛と確信の記念碑としてこの事件は舞踊史上にも刻み込まれた。音楽と題材は数多くの振付家を魅了し、発展を遂げた。特に、モーリス・ベジャールによる『春の祭典』は、音楽を視覚化し、次なる革新の扉を開けた作品として名高い。鹿の交尾に想を得たというとおり、舞台上に性の営みが繰り広げられ、男女の生贄の結合で終わる衝撃的な振付は、生命の根源への賛歌として今尚色褪せぬ輝きを放つ。
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―個性豊かな5名の振付家が、豪華ダンサー達でお送りする世界初演作―
東京シティ・バレエ団の現役ダンサーが創作作品を発表する、大人気の”サロン”シリーズ。
第6回目を迎える今回は、さらに豪華なメンバーを携え、なんと2回公演にグレードアップ!
背景に東京湾を望む特殊なホールに、新境地を求めた刺激的な作品が登場します。
ダンサーの呼吸を感じる距離で、新たな才能の誕生をどうぞお見逃しなく。
日程 :
9月28日(木)19:00開演
9月29日(金)19:00開演
会場 : 豊洲シビックセンターホール(東京メトロ有楽町線「豊洲」駅7番出口より徒歩1分)
チケット料金 : 全席指定 3500円(※6歳以上入場可)
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東京シティ・バレエ団 :
1968年、有馬五郎、石田千種らによって日本初の合議制バレエ団としてスタート。94年に江東区と芸術提携を結び、ティアラこうとうを拠点に活動を行っている。『白鳥の湖』などの古典作品と、オリジナルの創作バレエが二本の柱。
☆バレエの魅力を誰もが楽しめる「Tiara Ballet Days」
ティアラこうとう全館でさまざまなバレエ関連イベントを開催します。
『白鳥の湖』全幕の衣装展示や、プリンシパルが教える特別レッスン、公演直前のバレエ団の公開レッスンや、衣装を着て撮影できるバレリーナ体験や、ミニミニトウシューズのデコレーション体験など、お子さまからバレエを初めて体験する方まで、すべての方にご参加いただけるイベントが一杯です。
日程 :
9月23日(土・祝)
9月24日(日)
会場 : ティアラこうとう全館
(東京メトロ半蔵門線、都営新宿線「住吉」駅A4出口より徒歩4分)
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東京で開催されるおすすめバレエ公演2017 〜10月
10月は、東京で開催されるおすすめバレエ公演が満載です!!!
名だたる古典バレエを自身のプロダクションとして生まれ変わらせてきた熊川哲也が「新境地を拓いた意欲作」と評された『カルメン』の発表から3年――次なる題材に選んだのが『クレオパトラ』。ビゼーの名作オペラを典拠にバレエ化した前作とは異なり、原作も音楽も存在しない全幕作品に着手するのは初めてのこと。熊川は紀元前のエジプトとローマを股に掛けた壮大な史実を紐解きオリジナルのストーリーを構築、全2幕にわたるグランド・バレエに仕立てるという。絶世の美女とされるその名はあまりに有名でありながら、彼女を取り巻く歴史はいまだ多くの謎に包まれている。
舞台美術デザインには、メトロポリタン歌劇場(MET)やミラノ・スカラ座にも度々招かれるなど世界の一流オペラ劇場でも引っ張りだこ、直近ではMETの『ルサルカ』新制作を成功に導いたダニエル・オストリングを起用。また、バレエにとって最も重要であり、作り手の創造力、ひいてはダンサーの表現をも左右する音楽は、デンマークの大作曲家カール・ニールセンの楽曲で構成される。オリジナル・キャストとしてタイトル・ロールを務めるのは中村祥子。
世界を見渡しても稀有といえるその美しい身体、完璧という一語がふさわしいテクニック、存在感…… そうした特質すべてがまさに女王そのもの。
この秋、必見です!!!
演目 : 『クレオパトラ』
日程 及び 会場:
- 10月6日(金) 18:30開演(Bunkamuraオーチャードホール)
10月7日(土) 13:30開演(Bunkamuraオーチャードホール)
10月8日 (日) 13:30開演(Bunkamuraオーチャードホール) - 10月20日(金) 14:00開演
- 10月21日(土) 12:30 / 16:30開演
- 10月22日(日) 13:30開演
- 10月28日(土) 12:30 / 16:30開演(Bunkamuraオーチャードホール)
10月29日(日) 13:30開演(Bunkamuraオーチャードホール)
Kバレエカンパニー :
熊川哲也が創設し、芸術監督を務めるバレエ団。新制作の全幕作品を次々と上演し、国内では観客動員数トップを誇る。熊川はカリスマ性のあるダンサーであり、かつ優れた演出家である。古典作品の演劇性を深め、物語をわかりやすく、しかも味わい深く見せるのが特徴。また同団のプロダクションは、豪華な衣装、独創的な美術、繊細な照明など、総合芸術としての完成度が高い。レパートリーは、古典作品の全幕物を「熊川版」で網羅しているほか、熊川創作の『ロミオとジュリエット』『シンデレラ』『放蕩息子』などの作品も数多くあり、上演する演目は幅広い。
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演目 : 『眠れる森の美女』
日程 :
10月7日(土)15:00開演
10月8日(日)14:30開演
会場 : 文京シビックホール 大ホール
牧阿佐美バレエ団 :
東京を本拠地とするバレエ団。1936年、前身の橘秋子バレエ団創設。56年、橘の娘、牧阿佐美の名前を冠したバレエ団となる。全国の系列バレエ教室から優れた才能が集まっており、団員の技術的な平均値が大変高い。主役経験のあるダンサーが、他の公演では群舞に混ざるほどダンサーの層が厚いのも特長。レパートリーは『白鳥の湖』、『眠れる森の美女』を始めとする古典全幕物を揃えている。そのほか、プティ作品始め、オリジナル作品にも多数取り組んでいる。
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演目 : 『動物たちのカーニバル』
日程 : 10月8日(日)15:00開演(14:15開場)
会場 : ティアラこうとう大ホール(東京メトロ半蔵門線、都営新宿線「住吉」駅A4出口より徒歩4分)
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世界中の幅広いお客様に愛される名作『くるみ割り人形』。2014年『眠れる森の美女』の改訂上演で、気品と現代的感覚を兼ね備えた振付を評価されたウエイン・イーグリングが、新国立劇場バレエ団版『くるみ割り人形』を創作します。『くるみ割り人形』は新国立劇場でも再演を重ねている人気演目であるが、今回の新制作の特徴のひとつは、物語が ‘少女クララの夢’ として構成されており、ストーリーの展開が理解しやすい点が挙げられます。
演目 : くるみ割り人形
日程 :
- 10月28日 (土)14:00開演
10月29日(日)14:00開演
11月3日(金・祝日)13:00 / 18:00開演
11月4日 (土)14:00開演
11月5日 (日)14:00開演
会場 :新国立劇場オペラパレス (京王新線(都営新宿線乗入)「初台駅」中央口直結)
新国立劇場バレエ団 :
1997年、活動拠点であるオペラ劇場と中劇場の開場以来、はや15年の歴史を持つ団体となった。バレエ研修所からは、若く優秀な人材がカンパニーに登用されている。レパートリーはチャイコフスキー三大バレエのほか、『ジゼル』『ラ・シルフィード』『ドン・キホーテ』などの人気の高い古典や近年では現代振付家の作品も順次レパートリー入りし、多彩さを増す傾向にある。
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東京で開催されるおすすめバレエ公演2017 〜11月
演目 :
第1部 〈テム・エ・ヴァリアシオン〉
振付:ジル・ロマン 出演:モーリス・ベジャール・バレエ団
第2部 〈ベジャール・セレブレーション〉
振付:モーリス・ベジャール 演出:ジル・ロマン 出演:モーリス・ベジャール・バレエ団、東京バレエ団
日程 :
11月22日(水)19:00開演
11月23日(木・祝)14:00開演
ジル・ロマン :
表現者として、芸術監督として、ベジャールの世界を受け継ぐいただいなダンサー。79年に20世紀バレエ団に入団。『未来のためのミサ』を皮切りに、『ニーベルングの指環』『ハムレット』『中国の不思議な役人』『バレエ・フォー・ライフ』など、あらゆるッベジャール作品の中で主要な役柄を踊る。中でも、『アダージェット』は今や彼の代名詞となり、常に大きな反響を呼ぶ。ベジャールの遺志を継ぎ、07年よりベジャール・バレエ芸術監督。近年は自作も意欲的に発表。
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演目 : 『ドン・キホーテ』
あらすじとみどころ :
陽気で情熱的なスペインの香りに包まれて、エネルギッシュで多彩なダンスが繰り広げられる「ドン・キホーテ」は、古典バレエの中でも抜群の人気を誇るレパートリー。なかでもこのヌレエフ版には、きらびやかな超絶技巧の数々とパワフルな群舞、ドン・キホーテの夢の中に現れるエレガントな美の世界、そしてスカラ座ならではの豪華な舞台美術もあいまって、バレエを見る楽しみのすべて詰め込まれています。
理想の姫君を求めて旅をする老騎士ドン・キホーテが、憧れのドゥルシネア姫にそっくりな娘キトリから恋路の成就の助けを求められ、彼の大いなる勘違いと使命感からまき起こる大騒動。バルセロナの広場、ジプシーの野営地、居酒屋と場所を移してゆく、その底抜けに楽しい物語をたどるうちに、息を飲む華麗な踊りの数々が披露されていくのです。
日程 : 11月3日(金・祝)13:00 / 17:30開演
会場 : 練馬文化センター つつじホール
チケット料金 : 全席自由2500円(インターネットでの受付のみ)
NBAバレエ団 : 様々なバレエ団で活躍した舞踊家たちが集まって、1994年、日本バレエ劇場として誕生した。97年に現在の名称に改められ、01年にNPO法人として認可。プティパ振付の『エスメラルダ』『コッペリア』、イワノフ振付『くるみ割り人形』など、歴史的に重要な振付の復刻上演を次々に行う。
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さてさて、2017年秋シーズン(9〜11月)に東京で開催されるおすすめバレエ公演について、様々な公演情報をご紹介しましたが、 いかかでしたか?各バレエ団、様々な演目がありますね!
お一人でゆっくりと、お友達やカップルで、またはご家族でワイワイ、ぜひバレエの豊かな世界をたっぷりとお楽しみください🎶
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