夏休みは、国内外の様々なバレエ団による、親子で楽しめる子どものためのバレエ公演の企画が盛りだくさんです!
子どもが楽しめるように、物語のあらすじをプログラムにわかりやすく書いてあったり、演目のはじまりのときに字幕で表示されたり、舞台に楽しい仕掛けがあったり… そして何より嬉しいのが、“ジュニア割引”!割引率はバレエ団によって異なりますが、大体20〜50%OFFになっているようです。
ここでは、夏休み(7〜8月にかけて)に開催される子どものためのバレエ公演情報や作品のあらすじ、覚えておきたいバレエ用語を合わせてご紹介します!暑い夏、海や山で遊ぶのも良いですが、ゆったりと親子で芸術を味わうのも良いですよ〜 ぜひチェックしてみてください(*^^*)
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夏休みに親子で楽しめる♪子どものためのバレエ公演 〜7月開催
演目 : 『シンデレラ』ほか
みどころはココ!
『シンデレラ』は誰もが知っているペローのおとぎ話を元にしたバレエ。19世紀にもバレエ化されていたが、1944年、プロコフィエフの音楽で大成功を収めた。1948年のフレデリック・アシュトン版は今も世界中で上演されている傑作。アシュトンらしい鋭く複雑なステップ、小刻みに向きを変える腕と頭装飾的な動き、姉たちのコミカルな演技が特徴。
第一幕前半、アシュトン版では、シンデレラが舞踏会に思いを馳せて踊るソロがみどころ。繊細な足さばきと力強い動きを組み合わせた秀逸な振付。第一幕後半では、四季の精のヴァリエーションで春夏秋冬の多彩な踊りを楽しむことができる。第二幕、プロコフィエフの叙情的な音楽に合わせて踊るシンデレラと王子のワルツは、優雅かつ官能的。また群舞では、オレンジを放りながら踊るダンスが有名。第三幕は、多くの全幕物と異なりディベルティスマンがない。シンデレラと王子の上品なパ・ド・ドウの後、波が引くように静かに幕が下りる。仙女の堂々としたソロの踊り、義理の姉たちやその相手役(アシュトン版ではナポレオンとウェリントン)のコミカルな演技、第二幕の道化の技巧的な踊りなど、脇役の見せ場の多い作品でもある。
日程 :
2016年7月31日(日) / 8月3日(水) 11時開演/ 14時開演
※ 開場は開演の30分前
会場 : サントリーホール 大ホール (東京メトロ南北線 六本木1丁目駅 下車 3番出口から 徒歩5分)
出演 : スターダンサーズバレエ団
小牧バレエ団のバレリーナだった太刀川瑠璃子が1964年に行ったプロデュース公演をきっかけに翌年結成。日本人による創作バレエを積極的に上演すると同時に、チューダー、バランシン、フォーサイスらの振付作品に取り組んできた。芸術顧問ピーター・ライト演出による古典『ジゼル』『コッペリア』『くるみ割り人形』がレパートリーのもう一つの柱。バレエ・マスターの鈴木稔による全幕作品『ドラゴン・クエスト』『シンデレラ』も好評を博している。2003年より小山久美が代表総監督を務める。
主催 : 日本フィルハーモニー交響楽団
料金 :
S席=子供3,200円/大人5,200円
A席=子供2,500円/大人4,200円
B席=子供1,800円/大人3,200円
※ 子供=4歳~高校生 4歳未満は入場できません。チケットはお一人一枚ご用意ください。
*予告編2016動画
*公演情報、チケット購入はこちら
夏休みに親子で楽しめる♪子どものためのバレエ公演 〜8月開催
夏休みに開催される子どものためのバレエ公演はまだまだありますよ!!!
演目 :
「白鳥の湖」より黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ
「眠りの森の美女」よりワルツ
「くるみ割り人形」第2幕より
「ドン・キホーテ」よりグラン・パ
「人形の精」より
「瀕死の白鳥」
日程 :
2016年8月2日(火) 13時半開演/ 3日(水) 13時半開演 /7日(日) 14時開演
※ 開場は開演の30分前
会場 : 東京文化会館 大ホール(2,3日) / オリンパスホール八王子(7日)
出演 : キエフ・バレエ
ウクライナ共和国の首都キエフにあるバレエ団。ソ連時代はロシア・バレエのリーダー格の一つであり、現在も、教育メソッドや演目は、ロシア・バレエの伝統を受け継いでいる。レパートリーは、古典から現代作品まで幅広いが、『森の詩』などのウクライナの題材の桜も含まれているのが特徴的。
主催 : 光藍社
料金 : 全席指定 7,000円(2,3日) /6,500円(7日)
*公演詳細、チケットの購入はこちら
演目 : 『パキータ』『スプリング・アンド・フォール』『ボレロ』
みどころはココ!
モーリス・ラヴェルの名曲『ボレロ』は、多くの振付家の創作意欲を刺激してきた。現在、その代表例として誰もが真っ先に思い浮かべるのが、この、モーリス・ベジャールの傑作だろう。初演以来、じつに半世紀も踊り継がれてきている。赤い円卓の上にメロディがひとり、周囲には多数のリズムが配されている。最初はメロディのソロから始まり、曲の進行に従って徐々にリズムたちが動き出す。最後には全員が共振して燃え尽き、音楽のエッセンスを体現する構成である。
日程 :
2016年8月19日(金) 19時開演/20日(土)13時開演
※ 開場は開演の30分前
会場 : めぐろパーシモンホール 大ホール (東急東横線 「都立大学前駅」から徒歩7分
出演 : 東京バレエ団
東京を本拠地とするバレエ団。所属ダンサーの水準が高く、ロマンティック・バレエから現代作品までを踊りこなす。海外公演の回数が多く、欧米でもっとも有名な日本のバレエ団である。ベジャール、ノイマイヤー、キリアンなど世界的な振付家が同団のために作品を創作しているのが大きな特徴。レパートリーには名作が多く、たとえばベジャールの『ボレロ』『春の祭典』、アシュトンの『真夏の夜の夢』、クランコの『オネーギン』、マカロワ版『ラ・バヤデール』を上演している。
主催 : NBS 公益法人 日本舞台芸術振興会
料金 :
S席=子供2,500円/大人5,000円
A席=子供2,000円/大人4,000円
※子供 : 中学生以下
*公演の詳細、チケットの購入はこちら
演目 : 『ドン・キホーテの夢』
見たら誰もが幸せな気分になる!楽しいバレエといえば、この『ドン・キホーテ』にしくものはない。打ち上げ花火のように華やかなダンス・ナンバーの数々に彩られ、南国スペインを舞台に展開する、陽気な恋物語。
上体のあしらいに代表されるスペイン的な情緒を、ダンス・クラシックのテクニックと融合させた華やかな踊りが、このバレエの一番の見所です。特に最終幕のグラン・パ・ド・ドゥは、コンサート・ピースとしても常に人気が高く、コーダでのキトリフェッテ・アン・トゥールナンは、その時々の女性の技術の進化の最前線を見せるものとして、ダブルやトリプルの連続回転や、さらにはそれを上回る回数のピルエットや種々の変化技、そして心憎い扇のあしらいなどで、熱狂を誘わずにはいられない。対するバジルは、爽快なジャンプは、粋な全身の表情が見もの。活気にあふれた群舞の民族舞踊も捨てがたいですが、もう一つ見どころを挙げるなら、第一幕のキトリのヴァリエーションでしょう。思い切り背中を反らせた跳躍の爽快感や、対角線上を進む回転の加速感は、他ではなかなか味わえません。
日程 :
2016年8月21日(日) 11時半開演/ 14時半開演
※ 開場は開演の30分前
会場 : めぐろパーシモンホール 大ホール (東急東横線 「都立大学前駅」から徒歩7分
出演 : 東京バレエ団
主催 : NBS 公益法人 日本舞台芸術振興会
料金 :
S席=子供2,500円/大人5,000円
A席=子供2,000円/大人4,000円
※子供 : 中学生以下
* 公演詳細、チケットの購入はこちら
夏休みに親子で楽しめる♪子どものためのバレエ公演 〜覚えておきたいバレエ用語
エトワール : パリ・オペラ座で最高位のダンサーの称号
プリマ・バレリーナ : 頂点を極めた女性ダンサーへの称号。「バレリーナ」も敬称で、優れた女性ダンサーを指す。
プリンシパル : パリ・オペラ座の「エトワール」を始め、バレエ団による呼び名は異なるが、一般にダンサーの階級の頂点に位置するダンサーを指す。
上手・下手(かみて・しもて): 舞台用語で、客席から見て舞台の右端「上手」、左端が「下手」。
ガラ : 複数のパ・ド・ドゥなどにより構成されるコンサート形式の公演を「ガラ」と呼ぶことが多いが、正式にはフランス語で「特別公演」のこと。
キャラクターダンス/キャラクテール : 民族舞踊のリズムやステップをバレエに取り込んだダンス。
コール・ド・バレエ : 群舞のこと、またはダンサーの位で一番下の位も指す。
全幕バレエ : バレエ公演の場面の区切りを「幕」といい、休憩をはさみ、ひとつながりの内容を複数幕にわたって上演する作品を全幕バレエという。
ディヴェルティスマン : ストーリーの流れとは直接関わりなく、多彩なダンスが連続して踊られる場面のこと。
パ・ド・ドウ : 男女二人による踊りのこと。三人の踊りはパ・ド・トロワ、四人の踊りはパ・ド・カトル。
このように、夏休みは親子で楽しめる子どものためのバレエ公演が満載なのです!!! 本物の舞台を観ることが何よりのレッスンになります。この機会を逃さずに、ぜひ劇場にお出かけください。
価格:4,260円 |
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