ここでは、２０１７年１０−１１月開催の国内バレエコンクールについてご紹介していきますよ！レベルが高い順に並んでいます。なお、この順番は教師間で交換される情報、入賞者のレベル、また様々なコンクールをみてきた経験に基づいていますが、筆者自身の主観も少なからず入っていますので、あくまでもコンクール選びの参考程度にチェックしてみてくださいね。
Ｓ＝上位入賞超難関だが、チャンスは豊富なコンクール。上級者向け。Ａ＝上位入賞は難しいがＳランクへのステップアップへとしてオススメの中・上級者向けコンクール。Ｌ＝ローカル系で比較的出場しやすい、初・中級者向けコンクール。
２０１７年１０−１１月開催の国内バレエコンクール一覧 〜Sランク
それでは、まず、Ｓ＝上位入賞超難関だが、チャンスは豊富な上級者向けコンクールについてみてみましょう。
YAGP２０１７日本予選
日程 ： ２０１７年１０月２５にち（水）〜２９日（日）※エントリー受付終了
会場 ： アルカイック・ホール / オクトホール（大阪）
主催 ： YAGP２０１７日本事務局
毎年１０~１１月に開催されます。世界最大級のバレエコンクールの日本予選。本戦は毎年４月頃にユーヨークで行われ、世界各国の予選を通過したダンサーの卵たちが熱戦を繰り広げる、ガッツリと見応えのあるハイレベルのコンクールです！
ユース･アメリカ･グランプリ(YAGP)は、アメリカをはじめ世界有数のダンススクールで奨学生として学ぶ機会を与える、アメリカで唯一のバレエコンクールで、国籍を問わず9～19才のダンスを学ぶ生徒を対象としています。YAGPは若いダンサー達が教育を受け、プロとして活躍するためのこの上ない機会を与えるために、世界に名高いボリショイバレエ出身のラリッサ＆ゲナディ･サヴェリエフの2人によって1999年に創設され、プロのダンサーになるための足がかりとなっています。創設以来、YAGPはダンスを学ぶ生徒や指導者のための交流の場として国際的に知られており、それぞれの意見を交換し、経験を共有するとともに、バレエやコンテンポラリーダンスに関する最新の情報を得ることができます！次世代ダンサーを育てる教育的な側面にとても積極的なコンクールといえますね。
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２０１７年１０−１１月開催の国内バレエコンクール一覧 〜Aランク
ではでは続きまして、２０１７年１０−１１月開催の国内バレエコンクールの中で、Ａ＝上位入賞は難しいがＳランクへのステップアップへとしてオススメの中・上級者向けコンクールについてみていきましょう！
第３２回 ヨコハマ・コンペティション
日程 ： ２０１７年１１月１６日（木）〜１９日（日）※エントリー受付終了
会場 ： 神奈川県立音楽堂（神奈川）
主催 ： 公益社団法人 神奈川芸術舞踊協会
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Passion du Ballet à Kyoto （京都バレエコンクール）
日程 ： ２０１７年１１月２３日（木）〜２６日（日）
申込〆切 ： ２０１７年９月２０日（水）
会場 ： 京都こども文化会館（京都）
主催 ： P.B.K 実行委員会
Passion du BalletàKyoto (以下P.B.K) 京都バレエコンクールは、日本の芸術と伝統の街「京都」で、全ての若手バレエダンサーに日頃の練習の成果を披露する舞台を提供し、次なる成長 に向けたバレエ技術の向上、ダンサーとしての心構えを学ぶ Educational（教育的）コンクールとなることを目的に２００６年１２月に創設されました。
２０１０年より合宿型ワークショップに焦点を当てたサマーコンクールがスタートし、国内外の著名な講師の方々によるトップレベルの指導を丁寧に受けることができます。また、「アドバイスシート」と呼ばれる評価表を出場する全てのダンサーがもらうことができます。アドバイスシートには審査をした全ての審査員より各審査項目（身体的適応性 / テクニック (技術的能力) / 個性 / 芸術性・表現力 / 音楽性 / 将来性 /完成度 (特にシニア部門)）が５段階で評価されたもの及び、出場者の踊りに対するコメント・アドバイスが記入されます。これにより、出場ダンサーはコンクールの結果と併せて改めて自分の長所・弱点を確認すると同時に、審査員のアドバイスを基に次なる成長に向けた課題を知ることができます。
さらには、国内のバレエ団への入団資格やバレエ学校でのワークショップ受講の機会を与えられます。また、海外のバレエ学校留学スカラーシップや海外コンクール参加権、セミナーや公演への参加権を提供し、積極的に優れたセミナー講師や審査員を招く等、可能性にあふれる若手ダンサーが海外をより近くに感じ、新たな目標を持つ機会を提供しており、希望される方には海外留学やコンクール参加に向けた準備から現地との諸手続きを代行し、現地滞在中安心して充実した時間を過ごせるようサポートも充実しているようです。
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２０１７年１０−１１月開催の国内バレエコンクール一覧 〜Lランク
それでは続きまして、２０１７年１０−１１月開催の国内バレエコンクールの中で、Ｌ＝ローカル系で比較的出場しやすい、初・中級者向けコンクールについてみていきましょう！
第３回びわ湖・洋舞コンクール in もりやま
日程 ： ２０１７年１０月８日（日）〜９日（月・祝）※エントリー受付終了
会場 ： 守山市民ホール 大ホール（滋賀）
主催 ： びわ湖・洋舞コンクール実行委員会
小学４年生までのバレエシューズ部門もあります。賞の種類も豊富で、これから参加者が急増しそうなコンクールですね。
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第１００回 NAMUEクラシックバレエコンクール埼玉
日程 ： ２０１７年１０月８日（日）※エントリー受付終了
会場 ： 彩の国さいたま芸術劇場（埼玉）
主催 ： NAMUEバレエコンクール実行委員会
全国各地で開催される伝統的なコンクールです。第８１回から、コンテンポラリー部門が新設されました。小学３年生までのバレエシューズ部門もあります。
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第１０１回 NAMUEクラシックバレエコンクール金沢
日程 ： ２０１７年１１月２３日（木・祝）
申込〆切 ： ２０１７年１０月２３日（月）
会場 ： 金沢市文化ホール（石川）
主催 ： NAMUEバレエコンクール実行委員会
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OSAKA PRIX キッズバレエフェスティバル
日程 ： ２０１７年１０月８（日）
申込〆切 ： ２０１７年７月３１日（水）
会場 ： 大阪国際交流センター（大阪）
主催 ： 産経新聞開発会社
参加資格の上限は、中学３年生以下で、所属教室の指導者の承認を得た方で、年齢の下限はなく、個人部門は「一人で演技が完結できる方」とされているようです。また、審査内容は基本的にはクラシックバレエのヴァリエーションですが、グループ部門に関しては創作バレエも可能のようです。
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第１回 クリエ全国プレバレエコンペティション
日程 ： ２０１７年１０月１４日（土）〜１５日（日）
申込〆切 ： ２０１７年８月３１日（木）
会場 ： 穂の国とよはし芸術劇場（愛知）
主催 ： クリエバレエ企画
審査委員長は、牧阿佐美バレエ団芸術監督の三谷恭三氏。他の審査員にも、錚々たる著名なダンサーが名を連ねています。審査内容は、すべてクラシックバレエのヴァリエーションで、全部門バレエシューズでの審査となっています。定員が少ない様なので、申込はお早めにされることをおすすめします。
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こうして一覧を見てみると、本当に様々なタイプのコンクールがありますね。コンクールに出ようかどうかと迷っている方は、まずは「Lランク」のコンクールで、バレエシューズ部門から受けてみてはいかがでしょう？何度も挑戦している方は、Aランクでご紹介した京都バレエコンクールなどのように、今後のステップアップのためになりそうな教育的なコンクールに出場してみるのも良さそうですね。芸術の秋・・・ ぜひチャレンジしていきましょう🎶
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