夏休みに親子で楽しめるバレエ公演in南足柄〜キエフバレエによるクラシックバレエハイライト


この夏、ボリショイ、キーロフと並ぶ旧ソ連3大国立劇場「キエフ・バレエ」より世界で活躍するダンサーが来日!そしてなんと!!!バレエ初心者の方にも、バレエファンの皆さまにも大好評のクラシックバレエの名作・名場面を集めたバレエガラコンサートが、南足柄で開催されまーす✨美しきプリマ・バレリーナと注目のソリストが贈るクラシック・バレエの魅力満載のコンサートです。南足柄在住のみなさま!夏休み親子向けキエフバレエ公演 in 南足柄!ぜひお見逃しなく〜〜〜(*^o^*)✨

 

夏休みに親子で楽しめるバレエ公演in南足柄〜キエフバレエによるクラシックバレエハイライト

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バレエ芸術の素晴らしさをお届けしてきた、大好評の「華麗なるクラシックバレエ・ハイライト」。2000年から毎年開催され、日本の夏にすっかり定着したこの公園。かず多くのスター・ダンサーを生み出してきたウクライナ・キエフの名門劇場の美しきバレリーナや実力派のソリストが、名作バレエのハイライトを贅沢に披露します!!!

そのプログラムはとても豪華。クラシックバレエの代名詞といわれる『白鳥の湖』からは、オデットと王子のロマティックなアダージョをコール・ド・バレエ(群舞)付きで上演。『眠りの森の美女』からは、16歳の誕生日を迎えたオーロラ姫が、求婚者である4人の王子と踊るローズ・アダージョを。また、チャイコフスキーのバレエ音楽の中でも特に有名な『くるみ割り人形』からは、クララと王子の夢見るようなパ・ド・ドゥを。その他にも、劇的な感動を呼び起こす『瀕死の白鳥』や華やかで見ごたえのある『バヤデルカ』が上演されます。

世界的プリマであるエレーナ・フィリピエワのほか、バレエ団の中心的ダンサーとして活躍し、2017−2018年の引越公演でも好評を博した注目の新星ダンサーが来日予定!見事に揃った美しい群舞も見どころです!有名作品がずらりと並び、人気ダンサーたちが次々に登場して実力を競う華やかなガラ公演。バレエの楽しみが凝縮した、見ごたえのあるステージにどうぞご期待ください✨

エレーナ・フィリピエワ :

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ウクライナが生んだ世界的プリマ。88年にキエフ・バレエに入団以来、バレエ団の顔として、長年活躍を続けている。小柄ながら均整のとれたスタイル、愛らしい美貌、安定したテクニック。そして、温かい人柄がにじみ出るようなステージが日本でも親しまれてきた。代表的な数多くの古典作品で美しく円熟した境地を見せている。

 

【公演概要】

🎶演目 : 『白鳥の湖』第1幕第2場より /『眠りの森の美女』第1幕よるワルツ、ローズアダージョ / 『くるみ割り人形』第2幕よりワルツ、パ・ド・ドゥ / 『タリスマン』よりグラン・パ・ド・ドゥ / 『バヤデルカ』第2幕より / 『瀕死の白鳥』ほか

🎶日時  :  2018年8月2日(木)18時30分開演 (開場は開演の30分前)

🎶会場  :  南足柄市文化会館 大ホール

🎶チケット  :   前売・当日 全席指定6,500円(税込、大人・子ども一律)

※3歳以下のお子様のご入場はできません。会場内の「展示室」というお部屋が、小さなお子様方同伴可能な休憩室となる予定のようです。

🎶お問い合わせ先 :

南足柄市文化会館 0465−73−5111(9:00-17:00/月・祝翌日休)

光藍社チケットセンター 050−3776−6184

イープラス http://www.eplus.jp

チケットぴあ 0570−02−9999

ローソンチケット 0570−000−407

秦野市文化会館(8:30-17:15/火・祝翌日休) 0463−81−1211

ミクニ書店(10:00-22:00) 0465−82−6699 ほか

 

夏休みに親子で楽しめるバレエ公演in南足柄〜キエフバレエによるクラシックバレエハイライト

キエフ・バレエってどんなバレエ団なんでしょう? その成り立ちから特徴までをさらっと見てみましょう🎶

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キエフ・バレエ 〜タラス・シェフチェンコ記念ウクライナ国立バレエ〜

ウクライナ共和国の首都キエフにあるバレエ団。150年の歴史を誇るタラス・シェフチェンコ記念ウクライナ国立オペラ・バレエ・アカデミー劇場が本拠地。同劇場は、モスクワのボリショイ劇場、サンクトペテルブルグのマリインスキー(キーロフ)劇場とともに、旧ソ連における3大劇場と称されています。ソ連時代はロシア・バレエ団のリーダー格の一つであり、現在も、教育メソッドや演目は、ロシア・バレエの伝統を受け継いでいます。

1934年にソ連国立キエフ・オペラ・バレエ・アカデミー劇場となってから、著しい発展を遂げ、特に、1970年代に、タヤキナ、ヒリコなどが世界的バレエコンクールで優秀な成績を収めて以来、キエフ・バレエ学校の教育と、キエフ・バレエの実力が、世界の注目を浴びるようになりました。

ヨーロッパ各国やアメリカなどで海外公演を行い、日本でも1972年以降来日公演を重ね、成功を収めています。レパートリーは、『くるみ割り人形』『白鳥の湖』『眠りの森の美女』『ドン・キホーテ』などの古典から、『愛の伝説』『赤いけし』『スパルタクス』などの現代作品や、『森の詩』などのウクライナならではの題材の作品も含まれ、幅広いレパートリーを持っているのが特徴的です!

ソ連崩壊直後、バレエ団の財政難などのために優秀なアーティストの外国流出も相次ぎましたが、そのためにキエフ・バレエの実力が世界的に再認識されるようになりました。ちなみに、ロイヤル・バレエの花形スターであるアリーナ・コジョカルはこのバレエ団の出身なんですよ!

 

夏休みに親子で楽しめるバレエ公演in南足柄〜キエフバレエによるクラシックバレエハイライト

夏休み親子向けキエフバレエ公演 in 南足柄では、クラシックバレエの魅力がギュッと詰まった幾つかの演目が上演されますが、それらの演目について、簡単にあらすじをチェックしておきましょう!あらすじを少し知っているだけで、作品を見るのが数倍面白くなりますよ🎶

『眠りの森の美女』第1幕よりワルツ、アダージョ
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誕生から時が流れ、16歳の美しい娘に成長したオーロラ姫の誕生日の祝宴が催される。若い男女の村人が踊る花のワルツが終わると、いよいよ姫が姿を見せ、求婚者の王子たちと優雅な「ローズ・アダージョ」を披露する。人々が幸福感に酔いしれる中、みすぼらしい老婆がそっと姫に近づき、花束を差し出す。疑うことを知らない姫は素直に花束を受け取り、その中に仕掛けてあった針で指を傷つけ、深い眠りに落ちてしまう。正体をあらわし、あざ笑いながら去っていくカラボス。だが再びリラの精があらわれ、魔法の杖をふるって城と人々をともに眠りにつかせる。

オーロラ姫が求婚者たちと踊る「ローズ・アダージョ」では、ポアントで立ったまま、笑顔で美しいアチチュードのポーズを保ち続ける姿に、観客の視線が集中します!!!

『白鳥の湖』第1幕第2場より

深い森の湖畔。悪魔ロットバルトによって白鳥に姿を変えられた王女オデットと乙女たちは、夜の間だけ人間の姿に変わる。ロットバルトの魔力を打ち払うことができるのは、神聖な愛の誓いだけであり、もしその誓いが破られれば、白鳥たちは二度と人間に戻れない。オデットに心を奪われたジークフリート王子は、ためらうことなくオデットに愛を誓う(第1幕第2場)。

白鳥たちの群舞、小さな口調、大きな白鳥、4羽の白鳥たちの踊りは、優雅かつ軽快でとても見応えがあり、オデットとジークフリートとのグラン・パ・ド・ドゥは、夢のように美しいシーンです!

『くるみ割り人形』第2幕よりグラン・パ・ド・ドゥ

美しい王子に変身したくるみ割り人形は、クララに感謝し、自分の国であるお菓子の国へ案内してゆく・・・(第1幕)。

お菓子の国に着いたクララは、金平糖の精を始めとするお菓子の精たちに歓迎される。チョコレートやコーヒー、お茶の精たちの楽しい踊り、花の精たちの華やかなワルツ、最後には金平糖の精と王子が、華麗な踊りを披露する。夢のような時間が終わり、クララは自分の部屋のベッドで目を覚ます。全ては夢だったのか。クララは傍のくるみ割り人形をしっかりと抱きしめる(第2幕)。

第2幕の金平糖の精と王子によるグラン・パ・ド・ドゥは、最大の見どころ!様々なスタイルがありますが、夢の最後を飾る踊りは華麗さの中にもどこか切なく、心を揺さぶるものがあるのです。

『バヤデルカ』第2幕より

古代インドを舞台とした、寺院の舞姫(バヤデール)と戦士の悲恋物語。身分違いの三角関係の息詰まる展開や壮麗なマハラジャ文化、そしてクラシックバレエの精華のような「影の王国」の場面の群舞の美と、見どころの多い名作。20世紀後半以降、世界中で人気が高まっています。

戦士の一人ソロルは、神に仕えるバヤデールの一人であるニキヤとひそかに愛し合っていたが、王は、一人娘ガムザッティの婿にソロルを迎えようと二人を引き合わせる(第1幕)。

ガムザッティとソロルの婚約式。贅を尽くした宴がたけなわとなったところへ、ニキヤが姿を現す。お祝いの踊りを捧げながらも、その心は悲しみで張り裂けんばかり。ソロルからと花籠が手渡されるが、中には毒ヘビが仕込んであり、胸を噛まれた彼女は倒れてしまい、ニキヤは息絶える(第2幕)。

ガムザッティとソロルのグラン・パ・ド・ドゥは、最大の見せ場!ガムザッティの技巧は、彼女の地位と気位、華やかさにそのままつながリます。それに続くニキヤのソロは、濃密な悲哀の吐露と高度な身体コントロールが一体となった、極めて求心力の強い場面です。

『瀕死の白鳥』
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不世出のバレリーナ、アンナ・パヴロワのためにミハイル・フォーキンが振付けた作品。音楽は、カミーユ・サン=サーンスの「動物の謝肉祭」から「白鳥」が使われています。内容は、死にゆく白鳥の最後の姿を表現した舞。羽ばたこうともがきながらも、徐々に力尽きていく様子を描いています。3分にも満たないソロであるにもかかわらず、その根底には、死に抗う者の尊厳や雄々しさ、そして一瞬一瞬に命を燃やす気高さと言った、深く重厚なテーマを含み、そして、パ・ド・ブーレを中心とした単純極まりない動きの中に、言葉に尽くせぬ高貴と威容、さらには生命あるものの矜持といった要素までもがあふれ出ていて、非常に圧倒されます。現在も、数多くのバレリーナたちがそれぞれ独自の解釈によってこの作品に挑み続けています。

さあ、みなさん、これで予習はバッチリですね!!!夏休み親子向けキエフバレエ公演 in 南足柄、存分に楽しみましょう(*^o^*)


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