バレエメイク 〜アイラインの方法


バレエメイクの決め手となるアイメイクですが、中でも難しく失敗しがちなのがアイラインですよね。上手くいきますように… と思いを込めれば込めるほど、力んでラインが歪んでしまったり…。華やかにしようとラインを重ね過ぎて、パンダ目になってしまったり…!!!

この記事では、二重まぶたの場合と一重・奥二重の場合に分けて、特別なテクニックがなくても、誰でも美しくラインを引くことができるコツをご紹介します。

加えて、目と目が離れがち、またはくっつきがちといった顔の特徴に合わせた美しいアイラインのテクニックもご紹介します。とっても簡単ですので、ぜひ参考にしていただいて、ご自分のバレエメイクに役立てていただきたいと思います。

バレエメイク 〜二重まぶたのアイライン

アイブロウまで仕上がったら、ダブルラインを引きます。これで目ヂカラがグンとアップします!

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ブラウンのアイライナーペンシルで、眼球の丸みと眉骨の間より少し下にラインを引きます。目のカタチに沿って、最後はスッと流すように引きます。ペンシルは横に寝かせると、皮膚がつっぱらずになめらかなラインが描けます。

 

続いて、カラーパウダーをアイシャドウブラシにとり、上まぶたのキワとダブルラインの間にのせます。まぶたのキワは濃く、ダブルラインに近づくにしたがってうすくグラデーションになるように重ねましょう。からダブルラインへグラデーションを描くように

*ここまでは、一重・奥二重まぶたの方も同じです。

さて、ここからがアイラインです!

まず、黒のアイライナーペンシルで、上のアイラインを下描きします。(リキッドアイライナーに慣れている方は、ペンシルを使わずにいきなりリキッドで描いてOKです)

二重まぶたの方は、二重の幅くらいを目安に「三日月」のイメージで描きます。

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下の写真のように、目を開けてもはっきりと黒いラインが見えるように描かないと舞台映えしないので、アイラインを描いて乾いたら目を開けてチェックし、足りなければ描き足していきましょう。

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続いて、黒のアイライナーペンシルで、下のアイラインを下描きしていきます。下まつげのすぐ下の、少し盛り上がっている部分をなぞるようにして、目尻側が目幅より少し長くなるように描きます。目のキワに近すぎるとラインの効果がなくなるので気をつけましょう。

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その後、黒のリキッドアイライナーで、上のアイラインをなぞります。下描きしたラインをゆっくりなぞれば失敗しません。伏し目にして描き、乾くまではまぶたを上げずに待ちましょう。

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下のアイラインも同様に、下描きしたラインをリキッドアイライナーでなぞります。なぞる時は、ゆっくり、丁寧に。細すぎると舞台では目立たないので、目頭から目尻までしっかりと引きましょう。

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私個人的には、こちら↓の細先のリキッドアイライナーが描きやすくて気に入っています。

 

 

「アイラインを描くとき、手が震えてうまくいかない…」そんなときは、姿勢に注意しましょう。鏡を机に置き、肘を机について固定すると安定しますよ!

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バレエメイク 〜一重・奥二重のアイライン

*ダブルラインとカラーパウダーまでは、二重まぶたの場合と同じですので省略します。

黒のアイライナーペンシルで、上のアイラインを下描きします。まぶたの半分を目安に、「半月」のイメージで、黒目の中心部分の幅が一番太くなるように描きます。

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目尻の下に、上のアイラインとつなげるように「く」の字型にラインを入れると、よりパッチリした目に見えます。

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この後のプロセスは、二重まぶたの場合と同じです。

 

バレエメイク 〜アイラインの美テク

アイラインは上手に描けるようになったものの、なんだか満足できない…

それはもしかすると、アイラインと顔全体のバランスのズレが原因かもしれません。ちよっとしたテクニックを使うだけで、顔全体のバランスがグッと良くなります!これまで、バレエメイクで悩んでこられた方、ぜひご参考になさってください。

 

☆ 「はなれ目」を近づける

目と目の間が広めの方は、アイラインと白のパウダーで、鼻の方向に目を寄せるように入れます。

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: アイラインを入れる時に、目頭側のラインを鼻の方向に伸ばし、上下のラインの間に白のパウダーを乗せます。

 

☆ 「くっつき目」を遠ざける

目と目の間が狭い方は、ノーズシャドウとアイラインの工夫で、目と目の間を広く見せることができます。

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:ノーズシャドウを入れる時に、ふつうよりもシャドウをやや太め入れます。

:アイラインを入れる時に、上下のラインどちらも目頭より少し外側から引き始め、目尻は長めにのばします。

 

これで、バレエメイクの決め手となるアイラインはバッチリですね!

なお、フェイスラインを調整する美テクについては、バレエメイク 〜一重・奥二重さんのアイメイクでご紹介しております。ぜひこちらもご覧ください(*^^*)

 

また、この記事は、クララ・クロワゼ編 舞台メイクパーフェクト・レッスンを参考にしております。さらに詳しく知りたい方はぜひこちらをご覧ください。


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